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執筆者の写真池田頌子

思うように動けない💦



変形性脊椎症のトイプードルの男の子です🐩

動きたい!あっちに行きたい!!という気持ちはいっぱいなのですが、思うように動けません💦

前回のリハビリの後から、飼い主さんが忙しくなってしまい、あまり運動させてあげられず寝ている時間が多くなってしまっていたそうです。

しりもちをつく回数が増え、ご飯やお水のお皿の位置を調節してあげないと上手くバランスがとれない状態とのこと。

歩行評価

後ろ足が開脚していってしまう。

前足の動きが制限されてしまっている。

この為、体重の移動が上手くいかず、しりもちをついてしまい。更にそのまま後ろにバランスが移ったまま元に戻れずどんどんお尻が中に入っていって最終的にはコロンと倒れてしまっています。

立位姿勢評価

頭の位置を下げ、背中を丸めて、ほぼ全体重を前足だけにかけている状態です。

前足を体の中心部に入れてバランスを取ろうとしています。

お尻が下がってしまって、後ろ足はお腹の下に入り開いてしまっています。

まるでヨガのポーズのようです。。

この姿勢は辛いですね💦

計測値評価

肩の伸展角=120°

通常は、160°〜170°です。

かなり狭まってしまっています。

これだと通常の動きをするにあたって支障が出てきます。

他の関節も伸展した状態をキープしがち、つまり足を突っ張った状態でしたが、

曲げようと思えば正常範囲内まで曲げることはできました。

リハビリをすることで、肩の伸展角は140°になり、通常の生活をする分には支障が出ない範囲まで回復しました。

体をほぐしてあげることで、背中の丸まりを取り、

ストレッチなどで、関節の可動範囲を広げやすくすることで、

頭の位置も上がり、背中も伸びて、足の位置も四つ足で立てるところに戻っています。

年齢とともに、こうした変化が出てきてしまうのは人も犬も同じですね😢

飼い主さんに、ストレッチの仕方や、ケアの方法をお伝えして無理のない程度にお家で頑張ってみてもらうことにしました。

2週間後のRevisitの時の様子に変化が出てるといいですね🤗

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