top of page
執筆者の写真池田頌子

前十字靭帯&膝蓋骨脱臼の手術から3ヶ月と20日

更新日:2019年3月28日



10月9日に右後ろ足の、前十字靭帯と膝蓋骨脱臼の手術をしています。

手術から今日で3カ月と20日が経ちました😊

お家での様子は、とても元気で走り回っていて、どんどんおてんばになっているそうです🐶

二本足で立ったりもしていて、ダメだって言ってもなかなかやめてくれないと飼い主さんもちょっと困ってました😅

歩行評価

右と左の後ろ足の使い方に違いがあります。

右の後ろ足の方が曲げ方が大きいので、その分腰が右に曲がってしまっています。

立位姿勢評価

後ろ足、特に左足のつま先が、外側に向いています。

その為、足が開脚して接地位置も後方に移動しているのでいるような立ち姿になっています。

右の後ろ足を少し前めに着いて頭を右に向けて、くの字に弧を描くような姿勢を取りがちです。

計測値評価

関節可動域は全て正常範囲内。左右差なし。

大腿周囲長は、左13.0cm 右12.0cm。左右差 右-1.0cm。

体重負重率は、左前 52% 右前 24% 左後 14% 右後 9%

筋肉量と体重負重率を見ると、右の後ろ足にかかる負担を左の前足でカバーしている状態です。

リハビリをした後は、姿勢の改善がはっきりわかります。

後ろ姿での足の伸び具合。

つま先の向いている方向。

後ろ足の接地位置。

頭の向く方向。

体重負重率。

これらが大幅に改善されるので、手術した足が痛いとか、違和感があって使いたがらないなどの問題はないようです。

つまり、体のバランスの問題が大きく出ていると考えられるかなと思います。

左の後ろ足も膝蓋骨脱臼の傾向があるのでその影響もあるかもしれません。

今後は、飼い主さんに様子をしっかり見ていていただき、体の歪みや、歩き方、動き方に変化が出てきたら、再度リハビリしていくことになっていくと思います🤗

閲覧数:24回0件のコメント

最新記事

すべて表示
bottom of page